マンガ大賞2018が決定!
おなじみのマンガ大賞2018がついに決定しましたね。今回は動物がテーマの作品が対象になったという事で注目してみました。作品名は【BEASTARS】で作者は板垣巴留さん。
肉食獣と草食獣が共存する中で、理想的な希望や恋愛もあるなど擬人化した動物たちが登場。主人公はチェリートン学園の演劇部員レゴシという狼。レゴシはオオカミだから強くてたくましいかと思ったら意外に繊細。狼らしくないレゴシを中心にいろんな種類の動物たちの青春を描いた異色の物語。
授賞式では受賞した作品に登場するめんどりのレゴムというニワトリのかぶり物を付けて現れた巴留さん。とてもユニークな方のようです。
簡単にプロフィールを紹介しておきましょう。
板垣 巴留(いたがき ぱる)女性
1993年生まれ
東京都出身
武蔵野美術大学映像学科卒
2016年にデビューしたばかりでわずか2年でマンガ大賞を受賞という異例の漫画家さんです。デビューは『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)14号(2016年3月3日発売)です。『BEAST COMPLEX(ビーストコンプレックス)』第1話「ライオンとコウモリ」。
これまでの作品
「ライオンとコウモリ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年14号)
「トラとビーバー」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年15号)
「ラクダとオオカミ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年16号)
「カンガルーとクロヒョウ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年17号)
「ワニとガゼル」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2017年39号)
「キツネとカメレオン」(『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)2017年11月号)
板垣 巴留さんの【BEASTARS】は現在7巻まで発刊されており楽天やamazonで購入できます。
マンガ大賞は今年ですでに11回目になって定着してきました。選考のやり方は2017年1月1日から12月31日までに発売された漫画の単行本の中で8巻までの作品に対し100人の選考委員が一人につき5つの作品に投票します。上位12作品がノミネート作品になります。
今回、対象になった作品は全部で252作品で今までで一番多かったということ。もちろんこれまでマンガ大賞を受賞した作品は除きます。今回から電子書籍も選考対象になりました。
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マンガ大賞2018のノミネート作品一覧
『映画大好きポンポさん』杉谷 庄吾【人間プラモ】
『映像研には手を出すな!』大童澄瞳
『ダンジョン飯』九井 諒子
『とんがり帽子のアトリエ』白浜 鴎
『凪のお暇』コナリ ミサト
『不滅のあなたへ』大今良時
『メイドインアビス』つくし あきひと
『約束のネバーランド』出水ぽすか・白井カイウ
『ランウェイで笑って』猪ノ谷言葉
『我らコンタクティ』森田るい
以上のノミネートされた12作品に最終投票を行って大賞や順位が決定されます。最終的な順位はこちら。どの作品も面白いものだと思いますのでチェックしてみたいですね。
1位「BEASTARS」板垣巴留(78票)
2位「我らコンタクティ」森田るい(68票)
3位「凪のお暇」コナリミサト(56票)
4位「ダンジョン飯」九井諒子(52票)
5位「不滅のあなたへ」大今良時(47票)
6位「ランウェイで笑って」猪ノ谷言葉(46票)
7位「とんがり帽子のアトリエ」白浜鴎(42票)
8位「メイドインアビス」つくし あきひと(40票)
9位「映像研には手を出すな!」大童澄瞳(38票)
10位「映画大好きポンポさん」杉谷庄吾【人間プラモ】(28票)
11位「約束のネバーランド」出水ぽすか・白井カイウ(26票)
12位「ゴールデンゴールド」堀尾省太(13票)
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