おから味噌は炊飯器を使うと一晩で食べられます。
2024年6月2日放送の「ポツンと一軒家」に登場した
ミュージシャン夫婦のお宅でも、おから味噌作りを
してる場面が紹介されたので注目。
おから味噌に興味を持った理由
手作り味噌を作ってみたいな、と思ったことがあります。
でも大豆を柔らかくゆでて、つぶすなど作り方が大変だし、
熟成させる時間が必要なので、作ってもすぐに食べられません。
それにカビが生えたり失敗したらもったいないですよね。
でもおから味噌は一晩で食べられるようになるため
温度管理だけ間違えなければ失敗なし。
材料も、おからと塩、麹なのっで、
大豆から作るよりも安くて経済的。
添加物も入ってないので安心して食べられます。
なにより簡単に作れて、翌日には料理に使えるのが
うれしいですよね。
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おから味噌の作り方は簡単
NHKのあさイチではスープジャーを利用した作り方を
「ひと晩発酵みそ」として紹介していました。
ヨーグルトメーカーでも作れるんです。
でも我が家にはヨーグルトメーカーもスープジャーも
ないので炊飯器での作り方を調べてみました。
おから味噌を炊飯器で作る方法
事前に準備しておく材料は
- 生おから:300g
- 天然塩:50g
- 米麹:500g
- 水:300cc
- ぬるま湯:100cc
- 鍋
- 炊飯器
作り方
米麹は、フードプロセッサーで細かく砕き
米麹をまんべんなく混ぜておきます。
水300ccとおからを鍋に入れて弱火で50℃に温めます。
50℃という温度がおから味噌作り成功のポイント。
麹は温度が低すぎても高すぎても発酵しません。
おからが50℃に温まったら、米麹を入れて粒粒を
つぶしながらしっかりかき混ぜます。
その後、ぬるま湯100ccを加え、さらにかき混ぜます。
すべての材料がしっかり混ざったら、野球ボールくらいの
量を取って空気を抜きながら丸め、炊飯器の窯に詰めます。
全部、詰めたら保温に設定し、濡れ布巾をかけて
ふたを閉めずに約8時間おきます。
発酵が完了したおから味噌を清潔な容器に移し冷蔵庫で保管。
長期熟成の味噌よりも保存期間が短い分、
塩の量が半分です。
保管できる期間は約1か月。
早めに食べきりましょう。
一晩で出来上がったおから味噌の見た目は
料理の邪魔をしない白みそのような色。
味も塩辛さが少なく、甘みがあって白みそのよう。
長期熟成のおから味噌も作れます。
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長期熟成させるおから味噌の作り方
ポツンと一軒家に登場したミュージシャン夫婦の
奥さんが作ってたのは熟成させるおから味噌。
約1キロ分の味噌を作るための材料は
- 生おから:250g
- 豆乳:150cc
- 米麹:600g
- 天然塩:125g
- 桶
作り方
1,天然塩と米麹を、粒粒をほぐしながら混ぜ合わせる
2.おからと豆乳を混ぜ合わせる
1と2を混ぜ合わせたあと、ボール状の団子に丸め
空気を抜きながら、桶に強く押し込みつつ詰めていきます。
空気が入らないように、ラップなどで密封した上に
重しを乗せておきます。
ポツンと一軒家の奥さんは、カビ対策にラップの上に
ワサビを乗せていました。
長期熟成のおから味噌の食べごろは約1年後。
豆乳が入ってるので、炊飯器で作るおから味噌より
栄養がありそうですね。
まとめ
おからと米麹と塩があれば、炊飯器で味噌が
簡単に作れます。
おからは大豆の搾りかすですが、たんぱく質や 食物繊維が豊富な健康的な食材。
大豆をゆでて絞って出るのが豆乳なので
おから+豆乳=大豆です。
米麹は発酵を助けてくれるだけでなく
腸内環境を整える働きをしてくれます。
ビタミンB群が豊富に含まれてるので
夏バテ対策になります。
真夏の水分補給には米麹を水に入れて作る
こうじ水でビタミンBを補充したいですね。