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ロシアンブルーとラグドールのミックス キキコの思い出 

ロシアンブルーとラグドールのミックス

これまでいろんな猫ちゃんを飼ってきましたが、すべて
元ノラ猫でした。

ロシアンブルーとラグドールのミックスのキキコは
私がはじめてペットショップで買った血統書付きのネコ。

ラグドールのミックスでしたが、見た目はロシアンブルー。

グレーの毛並みの小柄な体を今も思い出します。

血統書付きなのに値段が安かった

自宅の近くにできたペットショップのちらしを見て
目にとまったのがロシアンブルーの子猫。

生後2か月の女の子で、その値段を見て「安い!」とびっくり。

ロシアンブルーといえば、安くても最低8万円するのが普通。

でも39,800円という安さでした。

ミックスだから安いのかな?と思いましたが、
その安さの理由はあとになってわかりました。

その時の私はロシアンブルーを飼ってみたい、と思ってたので
さっそくペットショップまで行ってみることに。


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ゲージの中でニャーニャーと訴えてくる

ペットショップのゲージの中にいれられたロシアンブルーの
子猫は私と目があうと一生懸命ニャーニャーと何かを訴えるように泣いてきます。

見た目は細身ですがミックスとは思えないほど外見は
ロシアンブルーそのもの。

その日はいったん自宅にもどりましたが、その日から
子猫のことが頭から離れません。

何日かして、「もういないかも・・・」と思いながら
ペットショップに行ってみると、まだ子いました。

私の顔を見るなり、またニャーニャーと訴えてきます。

そのころは今のような猫ブームではなくチワワのような
小型犬がブームだったので猫は人気がありません。

その後、自宅に連れて帰った日のことは昨日のことのよう。

その頃家にいたのはチビリと黒猫のジジコです。

どちらも元野良ちゃん。

1週間後に急に体調が・・・・

キキコはチビリやジジコにもすぐに慣れて家の中を
楽しそうに探検したり遊んでしました。

ペットショップから連れて帰って1週間たったころ
急に下痢になり、なかなか良くなりません。

まだ小さいキキコはとてもつらそうだったので動物病院で
見てもらうことにしました。

動物び病院では意外なことがわかりました。

キキコの体重は平均の半分しかなかったのです。

とりあえず下痢止めの薬をもらいましたが、
先生がなにかいいたそうだったのが気になったのを
思いだします。

今思えばキキコは生まれつき体が弱かったようです。
だから安かったのかも。

下痢が良くなったキキコは元気になり子猫らしく
丸っこい体形になりかわいくなりました。

でもだんだんと、じっとして動かないことが多くなり
活発さがなくなってきたのです。

その時はロシアンブルーは他のネコより大人しいから、
と思い込んでました。


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とつぜん黄疸になったキキコ

キキコが来て3か月たったころ、歩き方がおかしくなり
ある日突然、ひきつけを起こしびっくり!

急いで病院に連れてくと・・・

「黄疸が出ていますよ」と動物病院の先生がいうのです。
なぜ黄疸が出てるのがわかるのか不思議でした。

「耳の白いところが黄色くなってます」というのす。

猫ちゃんの耳の内側は白いのですが黄疸になると
黄色っぽくなるということ。

その日はとりあえず点滴をしてもらい帰宅。

でも、それからたびたびひきつけを起こすように・・・

ひきつけるたびにすごい力で歯を食いしばり
小さな舌を歯が突き抜けます。

ひきつけそうになったらタオルや割りばしをかまして対応。

翌日にはぐったりしていたので病院で点滴をしてもらいました。

その日は休めない仕事が入っていたので夫にキキコを任せ
出かけたものの、仕事をしながら気になってしょうがありません。

仕事中は胸騒ぎがして落ち着きませんでした。

終わるとすぐに自宅に戻るとキキコはほとんど意識のなく
ぐったりし横になっていました。

自分の膝の上にのせ。「キキコ」と呼びかけますが
時々苦しそうに唸るだけ。

ネコは病気になっても弱ったところを見せない
といいますがキキコの状態は一気に悪くなりました。

私が帰って1時間後、膝の上でキキコは天国にいってしまいました。

まだ生まれて5ヶ月しかたっていないのに・・・

病気になってることがわからなくてごめんね・・・

今思えば、キキコの病気はFIPのドライ型か門脈シャントだったのも。

門脈シャントというのは、肝臓に直結してる門脈という血管以外に本来だとあるはずのない血管が存在する症状。

門脈から肝臓へ血液が直接流れることで毒素を無毒化し対外に排泄するのが正常。

でもあるはずのない血管があると、肝臓へ行かず全身の血管に流れることになり毒素が体内にたまっていきます。

たまった毒素は神経系に症状を起こし食欲不振、行動の異常(けいれんなど)が起こります。

門脈シャントの予防は原因によって違いますが、先天性の場合は予防法はありません。

fipにかかると治療法がなく99%が治らないという怖いもの。

追記:最近は海外で開発されたmutianという薬があります。
mutianは日本で認可されてないので治療費は100万以上と高額。

キキコの場合は、体重が平均の半分だったことと、症状が食欲不振やけいれんだったので、FIPではなく門脈シャントの可能性が高いです。

キキコがなくなった日の夜は悲しくてずっと泣いていたので、
翌日は目がかなり腫れてしまいました。

キキコは、以前交通事故で死んだルピさんが眠っている
海の近くのペット霊園で眠っています。

今度は元気な体で生まれ変わってきてね。

と毎日心の中で念じています。

追記:元気な体で生まれ変わってきたと思われる猫を、キキコが眠るペット霊園で保護しました。
衝撃的な黒猫との出会い


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