出典:https://www.jasty.jp/originalproduct/ryourikun
薪ストーブで煙突なしをさがしてみました
薪ストーブを設置したいけど煙突が必要なので工事費がかかるし、その後の煙突掃除などメンテナンスやコストが大変。煙突掃除を業者に依頼すると1回30,000円前後はするとか。でも薪も燃やせるペレット兼用なら壁に排気筒を付けるだけなので大規模な煙突工事が不要で掃除などのメンテナンスも自分でできるそうです。
さっそく大規模な煙突工事が不要の薪ストーブと、薪ペレット兼用ストーブの代表的なものを紹介しましょう。
JASTYのほっと君と料理君とどっしり君
薪ストーブなのに屋根への煙突が不要のものがあります。福井県にあるJASTYという会社のオリジナルのもので「ほっと君」「料理君」と「どっしり君」です。
JASTYさんは福井県にある会社ですが、ストーブ設置について遠くは北九州まで行ったことがあるので日本全国対応してくれそう。
ほっと君の特徴
次に紹介する料理君からオーブンをのけてコンパクトにしたシンプルなタイプで価格も安くなっています。ペレットと薪、どちら使えますし天板では煮炊きの料理ができます。
電気を使った排気ファンでで強制排気するシステムなので手軽に設置できます。
排気ファンの電気使用量は50W。排気ファンの排気筒工事は2~3時間前後。壁に直径15㎝の穴をあけるだけなので簡単。排気筒の掃除も簡単で助かります。
シンプルなデザインでや断熱壁が不要なのでムダなコストがかかりません。
薪の約35㎝のサイズを燃やすことができ、高さ76㎝×幅45センチとコンパクトでも最大出力10,000Kcalと熱効率バツグン。
気になる価格は次に紹介する料理君0円より安いということ。
料理君の特徴
「料理君」はペレットと薪どちらも使えます。「料理君」は排気ファン式で屋根の煙突工事がいりませんので工事費が安くなりますし煙突のメンテナンスも楽です。さらにコンパクトで軽量なのに天板で煮炊き可能。小さいけど44~87畳という広さを温めることができます。
燃料は薪の他、ペレットの燃焼皿を使えばペレットも利用可能。でも熱量は薪の6割程度で長時間の燃焼は難しいそうです。
見た目は石油ストーブと同じくらいのサイズなので部屋においても邪魔になりません。工事も通常の薪ストーブに比べるととっても短時間で設置ができます。2~3時間から長くても半日というところ。
気になるのは料理君、本体の価格です。
以前JASTYさんにメールで尋ねたところ、559,000円(税別)ということでした。現在は価格が変わってるかもしれないので詳細は直接、料理君を開発製造してる福井県にあるJASTYという会社に尋ねてみてくださいね。
料理君の天板ではシチューやおでんなどの煮込み料理ができるし下部のオーブンではピザやクッキー、ケーキといったオーブン料理ができるなどストーブの熱を最大限に使えるお役立ちのクッキングストーブです。
お料理好きのご家族にぴったり。
サイズは高さ78×幅50×奥行き42cm(取っ手を入れて約50cm)というコンパクト。レンガやタイルなどの断熱壁もいりません。
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ペレットストーブは天板が厚くならないタイプが多いですが、この料理君は天板が厚くなるし下にはオーブンがついてるので熱が有効に使えますね。
どっしり君の特徴
どっしり君は特許出願中の薪ストーブです。
以前は小部屋君として紹介されていましたが商品名が変わったのですね。
こちらもFF式(強制給排気式)の対流式なので煙突がいりません。屋根への煙突工事が不要で給排気筒を屋外に出すだけでいいのでお手軽に安く薪ストーブを設置することができます。
排気ファンを壁に取り付けるだけ工事は簡単で費用も安く済みますよ。料理くんよりもシンプルなデザインが特徴ですが、サイズ的には料理君より大きく暖房性能も高く44畳~87畳位の広さを一つで暖めます。
最大熱出力は11,000キロカロリーですから厳しい寒さでも温かく過ごせそう。
50㎝の長さの薪を燃やすことができ、ペレットをいれる燃焼皿をいれればペレットストーブに変身。
価格は変動することもあるので今のところ本体の値段は約76万円ということです。
レンガやタイルなどの断熱壁は不要で灰の掃除も超簡単。他の特徴は料理君と同じです。炉台もオプションで30,000円~のものを下に置くとフローリングに直に置けますから面倒なことはありません。
気になる電気代は50Wなのでわずか。
以上は屋根へのおおがかりな煙突不要で排気ファンの排気筒のみで設置できるJASTYさんの薪ストーブです。薪とペレット兼用で煙突なしは今のところ【ほっと君】【料理くん】【どっしり君】だけですね。
石村工業のクラフトマンはペレットと薪兼用ですが排気を電気でやらないので、屋根より上に出る煙突が必要です。ということは煙突工事が薪ストーブなみにかかるということでしょう。
メリットは電気を必要としないので、停電の時に困りません。
すでに煙突があって薪ストーブの代わりに交換する場合におすすめです。
クラフトマンの価格や詳細、代理店などは石村工業さんに直接、訪ねてみてくださいね。
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ガス暖炉とバイオエタノール式暖炉
排気ファンさえいらないのがガス式やバイオエタノールで燃やすストーブです。煙突がいらないので壁に直接取り付けることもできますし置くタイプも選べメンテナンスも煙突があるタイプよりも楽です。
ガス式はもちろんガスを燃やすのでガス代がかかります。ランニングコストは高くなくてもガス管と接続する工事をしないといけないのです。本体の値段も40万円~90万円前後で高いです。でもメンテナンスや使い方は薪ストーブより簡単です。
ということでガス暖炉は今のところ設置する考えはありません。
煙突も排気筒も不要なのはバイオエタノール暖炉
残念ながら薪ストーブは煙突が必須です。ペレットストーブなら排気筒だけでいいので大掛かりな煙突工事は不要です。煙突が全くいらないのはバイオエタノール暖炉だけでしょう。
バイオエタノール式暖炉は専用のエタノールがあれば煙突もガス管もいらずどこへでも設置できます。エタノール式のストーブはとてもスタイリッシュなデザインの物が多いのでマンションや都会の一戸建てにはいいかもしれません。
バイオエタノールというのはサトウキビ、トウモロコシという植物由来の原料なので安心して使える物です。燃料の追加作業もまきに比較するととても簡単です。バイオエタノールを追加するだけ。
バイオエタノールを利用したストーブなら燃料は1リットル500円前後。10リットルで3,800円というお得なものがネットでも通販できます。1リットルの燃焼時間は約2~4時間なので1日8時間使うと700円~1000円前後でランニングコストもそれほど高くないでしょう。
薪ストーブのように煙も臭いも出ないのが特徴。だから部屋の中も汚れません。煙突から熱が逃げないので炎が小さくても意外に温まりるそうです。薪の熱の半分くらいで充分温まるということです。
バイオエタノール暖炉の本体はデザインやサイズによって様々です。卓上タイプなら本体が10,000円前後という格安のものから壁付けや床付けなどの豪華なものまで価格は色々。部屋の中だけでなくベランダや庭、お風呂などどんな場所でも設置できるのがメリット。
デザインはシンプルなので薪ストーブのような雰囲気はありません。ログハウスや別荘にはちょっと合わないかもしれませんね。でもマンションにはピッタリ。
バイオエタノール暖炉を使った人の感想
思ってた以上に炎は大きいしきれいです。臭いも全然気にならずゆらめく炎を見ていると癒されますが、メイン暖房というよりは薪ストーブのようにメンテナンスもいらず気軽に火を眺める補助暖房にはおすすめです。
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